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【無料Excel】相見積もり比較表テンプレート|製造業の調達担当者向け

2026年3月31日9分で読了EGGHEAD編集部
【無料Excel】相見積もり比較表テンプレート|製造業の調達担当者向け

製造業の調達業務において、複数のサプライヤーから見積もりを取って比較する「相見積もり」は欠かせない業務です。しかし、「毎回Excelを1から作り直している」「担当者によってフォーマットがバラバラ」「比較に時間がかかりすぎる」といった課題を抱えている企業は少なくありません。

この記事では、製造業の調達担当者がすぐに使える相見積もり比較表のExcelテンプレートと、効率よく比較検討するための実務ポイントを解説します。


相見積もり比較表に必要な項目

相見積もり比較表は、複数サプライヤーの見積もりを同じ軸で横並びに比較するための表です。「安い」だけで選ばず、品質・納期・取引条件も含めて判断するために使います。

製造業の部品調達で入れておくべき項目は以下のとおりです。

基本項目

項目

内容

品番・仕様

発注する部品の型番、規格、数量

サプライヤー名

見積もりを取った会社名・担当者名

単価

1個あたりの価格(税抜き)

通貨

JPY / USD / EUR など。海外サプライヤーがいる場合は為替レートと換算日も記録する

合計金額

数量×単価の合計(税抜き・税込みを明記)

有効期限

見積もりの有効期限

納期・発注条件

項目

内容

標準リードタイム

発注後何営業日で納品されるか

短納期対応

特急対応の可否、追加費用の有無

在庫区分

在庫品 / 受注生産 / 取り寄せ品

MOQ(最低発注数量)

最低何個から発注可能か

ロット単位

100個単位、リール単位 など

支払条件

月末締め翌月払い、前払いなど

品質・認証

項目

内容

RoHS / REACH対応

環境規制への適合状況

UL / PSE等の認証

安全規格の取得状況

ミルシート・検査成績書

納品時に提出可能か

過去の取引実績

自社との取引歴、品質トラブルの有無

特に電子部品の調達では、MOQとロット単位が見積もり金額以上にサプライヤー選定を左右することがあります。「単価は安いがMOQが10,000個」では小ロット案件には使えません。比較表の備考欄に追いやらず、独立した列として設けておくことをおすすめします。

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相見積もり比較表のExcelテンプレート構成

実際のExcelファイルでは、以下の2シート構成で作ると使いやすくなります。

シート1:比較表(メイン)

行:品番・仕様ごとに1行
列:サプライヤーAB/C + 判定列

品番

仕様

通貨

サプライヤーA

サプライヤーB

サプライヤーC

採用

ABC-001

抵抗 1kΩ×1,000個

JPY

¥12,000 / 5営業日 / MOQ500

¥11,500 / 7営業日 / MOQ1,000

¥13,200 / 3営業日 / 在庫有

C

DEF-002

コンデンサ 100μF×500個

USD

$85 / 10営業日 / MOQ500

回答なし

$79 / 14営業日 / MOQ1,000

A

単価だけでなく、リードタイムとMOQをセットで記載することで、1つの表で発注判断ができます。

シート2:個票(サプライヤーごとの明細)

サプライヤーごとに見積もりの詳細(PDF添付や認証情報)を貼り付けておくシート。後から「なぜこの会社を選んだか」の証跡として使います。監査や社内稟議でも役立ちます。


相見積もり比較表を運用するときの3つのポイント

1. 見積もり依頼の時点で比較軸を揃える

サプライヤーごとに「税込み」「税抜き」「数量がバラバラ」「通貨が違う」だと比較できません。見積もり依頼の時点で以下を明記して依頼します。

  • 数量(○個あたりの単価で)
  • 税抜き表示
  • 通貨(JPY建て or USD建て)
  • 回答フォーマット(可能であればExcelで統一)

2. 回答期限を設けてステータスを管理する

回答期限を設けないと、見積もりが揃うまでに何週間もかかります。依頼メールに「○月○日までにご回答ください」と明記し、比較表に「ステータス列(依頼済 / 回答済 / 未回答 / 辞退)」を設けて管理します。

3社に依頼して1社だけ未回答のまま待ち続ける、というのはよくある時間のロスです。

3. 「安さ」だけで選ばない判断基準を決めておく

相見積もりの目的はコスト削減だけではありません。以下のような判断基準を事前に決めておくと、比較表の「採用」列を埋めるときにブレなくなります。

  • コスト最優先: 単価×数量の合計が最安
  • 納期最優先: リードタイムが最短、または在庫品
  • 安定調達優先: MOQが小さい、過去の取引実績あり、複数拠点あり
  • 品質最優先: 認証取得済み、検査成績書あり

よくある失敗パターン

失敗

原因

対策

見積もりが揃わず比較できない

回答期限を設けていない

依頼時に期限を明記し、ステータス列で管理

単価は安いのに発注できない

MOQやロット単位を見落としている

MOQを比較表の独立列にする

採用理由を後から説明できない

比較表に判断根拠がない

「採用理由」列を追加、個票に証跡を残す

為替変動で実質コストが変わった

USD建てをJPY換算せず比較

通貨・為替レート・換算日を明記

前任者のテンプレが使えない

フォーマットが属人化している

共通テンプレートを一つ決めて運用する


相見積もり業務をもっと効率化するには

Excelテンプレートで比較表を整備しても、以下の部分は手作業が残ります。

  • 各サプライヤーへの見積もり依頼メールの送信
  • 返信メールから金額・納期・MOQを読み取って転記する作業
  • 比較表への入力と集計

この転記作業が属人化しやすく、担当者が変わると「どこに何が入っているかわからない」という状態になりがちです。

スマートAI調達 では、見積もり依頼の一括送信から、返信メールの自動読み取り・比較表の自動生成までをワンクリックで行います。サプライヤー側に新しいシステムの導入は不要で、メールのやり取りはそのままに、調達側だけで完結します。


まとめ

  • 相見積もり比較表には単価・納期・MOQ・通貨・認証情報など複数の軸が必要
  • Excelで管理する場合は「比較表シート+個票シート」の2層構成が使いやすい
  • 依頼時に比較軸(数量・通貨・フォーマット)を統一しておくことが比較精度に直結する
  • 「よくある失敗パターン」を知っておくだけでも手戻りが減る
  • 転記・集計の手間を自動化したい場合はスマートAI調達が選択肢になる

テンプレートのExcelファイルはスマートAI調達の資料請求フォームからダウンロードできます。

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